原付ツーリングその5
(奈良東大寺編)



(こう見ると非常に愛らしいのですが)

日時
2004年7月25日(日)
目的地
奈良(東大寺)
天気
快晴のち雷雨のち曇り
総走行距離
約120km


今回は人数が過去最多の13人も集まり、おまけに私とはそれぞれ知り合い同士でも
それ以外は初対面同士の方ばかりだったので、主催者として
「どうなるだろう」
と行くまでは非常に不安でした。
しかし、いざ当日行ってしまうと帰りの頃には皆さんそれぞれ交流を持って
頂いたみたいで、私としては行くまでの不安も吹き飛んでしまいました。
今回の参加者の皆さんにこの場を借りてお礼を言います。
「どうもありがとうございます。
これからも楽しいツーリングを企画するのでどんどん参加して下さい!」

と、言うわけで本題に戻ります。京都から奈良へ行くルートとして
まず第一に考えるには国道24号線ですが、原付の場合、幹線道路
なので(あおられる可能性があるため)出来るだけR24を使わないコースで行きました。

と言ってもあまりごちゃごちゃ行くのもどうかと思うので大久保バイパスから流れ橋を渡り、
府道22号を南下した。


 
(分かりにくいけれど結構広い所にあります)      (バイクは押して渡りましょう)     


この写真を見て時代劇ファンの方なら気付くかも知れませんが、
時代劇の撮影をよくされています。流れ橋の由来は集中豪雨や台風などでよく流される
からだそうです。でも流れた所は私は知りません。
ビッグバイクではなかなか考え付かない原付ツーリングならではのコースです
(別にビッグバイクでも行っても良いけれど押すのが重いです)。


 

流れ橋を渡ったあと府道22号で京田辺から木津町、
その後奈良へと向かった。この道沿いには、一休さんゆかりの一休寺や
同志社大学の田辺キャンパス等があり、また国道1号から京田辺への
抜け道にもなっているので、時間によっては結構混みます。交通量さえ
なければ田舎のノンビリした良い道です。




いきなりですがお昼は新薬師寺の前にあるまんま亭で
照り焼きハンバーグ定食を食べた。ここのお店はカレーとハンバーグが売りのようで
(私が勝手に想像しました)、どちらも非常に美味しいです(雰囲気も良い感じです)。
ただこの後食事中に雷(雨)が鳴り仕方なく雨宿りがてら休憩を取った。走行中に雨が降らなく
て良かった〜。



 

 

雨も何とかやみ、ようやく東大寺へと向かうことが出来、大仏殿への途中鹿せんべい
を買った。そもそも奈良公園の鹿は、神様の使いらしく
あまり大きい声では言えませんが、はっきり言って凶暴で現金です(鹿さんゴメンナサイ!)。
鹿せんべいを売っている所で買ったのを確認すると
何処からとも無く現れ(売り場の前で待っているのもいます)、まず最初に
「下さい」と言わんばかりに頭を下げ、貰えないならお尻を噛むは、角で突くはで、
大変です。しかもせんべいが無くなると「ケッ。もう終わりか」って感じでいなくなってしまいます
(もう一度、鹿さんゴメンナサイ)。


 
(世界遺産の大仏殿)                   (非常に大きいです)

「やはり奈良と言えば鹿と大仏さんでしょう。」と思い企画した今回のツーリングですが、
ようやく今回のメインの大仏殿に到着した。写真では分かり難いのですが
私も久しぶりに拝まさせて頂いてまず思ったのが「うわ、デカッ」です。
他の土地にももっと大きな大仏さんは居られますが、屋内でこの大きさは圧迫されるようで
威圧感を感じます。




大仏殿の中にある柱の中に一つだけ穴の開いている柱があるのですが、この穴が大仏さんの
鼻の穴の大きさと同じらしく通り抜けられるのですが、私には無理でした(恥ずかしい)。


   
(今にも動き出しそうな威圧感)

私、この東大寺で最も印象に残っている(お気に入りの)像が、
南大門の仁王さんです。南大門を通る時は思わず立ち止まってしまい、あまりの立派さに
大仏さんと違った威圧感を感じます。


行きと同じく出来るだけR24号線は通らずに帰るためR369号を柳生方面へと向かった。
この道は序盤はそこそこ交通量があるが、信号も少なく徐々に
交通量も減るので、渋滞をエスケープするにはもってこいです。


この後笠置町を経由して切山と言うすごい峠道を経由し宇治田原から宇治へと
抜け、帰ってきました。


皆さんお疲れ様でした。



(茶処和束Pにて)


最後に今回はこのドリンクホルダー(モットルダー)と、ペットボトル用のストローが大変役立ち
ました。皆さん、熱中症には気を付けましょう!




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